烏龍茶ソーダ
突然ですが僕は烏龍茶が好きです。
そして炭酸飲料も大好きです。
なので今は朝夕が涼しく感じる季節になってきていますが
毎年、夏真っ只中になると疑問に思う事があります。
…はい。
ここまで言うと言わずもがなですよね。
タイトルに書いてある通りです。
毎年、炭酸飲料のラインナップが新商品として市場に並んでいるのに
なんで烏龍茶の炭酸の商品化がされないのか
ということです。
烏龍茶のさっぱりした渋味に
喉を通る時の炭酸の刺激が加われば
夏に持って来いの飲料ができるのではないかと
常々疑問に思っています。
しかし
僕が思うことなんて大抵の人も考えているに違いない。
というわけで、なぜそれが実現しないのか僕なりに以下に考察してみた。
【烏龍茶ソーダが存在しない説】
そもそもの烏龍茶の作り方は、それこそ言わずもがな
やかんに沸かしたお湯の中にティーバッグを入れて煮出している。
①やかんで炭酸水を沸かして烏龍茶を煮出す方法
炭酸水を沸騰させたら気はすぐに飛んでしまう。
そう!できるのはただの烏龍茶だ。
②烏龍茶を炭酸水で割る方法
では煮出した烏龍茶に炭酸水を加えるとどうなるか。
ここで重要なのは炭酸を利かせること。
炭酸を利かせるとせっかく煮出した烏龍茶が薄まってしまう。
そう!できるのは濁った薄い炭酸水だ。
この①②の両方の問題を解決する方法は、1つしかない。
そうですね!
濃い烏龍茶を煮出して炭酸水で割ること!
というわけなんで
実際に作ってみた(o`Θ´)ノ
用意しましたのは烏龍茶のティーバッグです。
烏龍茶が好きすぎてティーバッグも買っちゃったんですが
見てくださいこれ。
ハローズですよ。ハローズ。
引っ越しの際に使いきれなかったティーバッグもちゃんと持ってきました。
烏龍茶の濃縮液を作るのに本来1リットルの水にティーバッグ1個入れるところ
2個だとなんか結果が出ても中途半端なので3個入れました(=^m^=)
色はどうでしょう
うーん…
正直見た感じでは本当に濃いのかどうかわからない。
気持ち濃いような気がするようなないようなそんな感じ。
これを冷蔵庫で冷やしてー…
どん!!
いよいよ世紀の瞬間が始まります。
烏龍茶の炭酸割はうまいのか!!
検証次第では烏龍茶の可能性は無限に広がることでしょう。
烏龍ハイなどのアルコールにも応用が利くでしょう。
非常に緊張しますね。
しかしいきなり実験に入るのもあれなので
まずはロックで賞味してみました。
絵ヅラがなんかもうあれ。
これ本当にお茶なんですかと。
しかしやはり見た目では普通の烏龍茶と大差はない感じですね。
グラスがグラスなだけにウイスキーっぽく見えますが。
ごくり…
!!!!!????
こ、これは!!!
濃い!!!
確かに濃いじゃないか!
味そのものが濃いんですが
渋味単体が異常です!!
いくら烏龍茶好きの僕でもストレートでは好んで飲もうとは思えない。
というわけなんで
いよいよ本題に入ります。
いやいやいくらなんでもこれはそもそも薄める分を見越して作ったもの
そのまま飲むために作ったわけじゃない。
ここで証明したかったのはちゃんと濃縮して煮出しができてるかということ。
ちゃんと濃縮できたことがわかったのでひとまずは順調です(?)
では炭酸水を加えてみることにします。
トクトクトクトク・・・
いやだからこれwwww
シュワシュワシュワ
いやだからこれwww(2回目)
バーボンか!!!
見た目はさておき、一番知りたかったところの検証に入ります。
ごくり・・・
!!!??
こ、これは
ちゃんと烏龍茶の炭酸割になってる!!!
成功だ!!!
なんてことだ!!!
ま、まずい(´・ω・`)
炭酸水自体に独特の酸味があることを失念していました。
渋味と酸味は相性悪いんですね(´・_・`)
【検証結果】
烏龍茶の炭酸割は物性として存在しないわけではない。
美味しくないから商品化されないのだ。
な、なんて至極シンプルな結果なんだ…
こんなことにも気づけないだなんて…
というわけなんで長年に渡る疑問は自ら検証して解決しました。
これ自由研究になるかな( ´,_ゝ`)
でゅわわ!!!
■以下余談■
3倍濃縮の烏龍茶はきちんと責任もって消費しました。
ミネラルウォーターで薄めると飲めます。
そう!できるのはただの烏龍茶だ。
消費できる時間は薄めて量が増える分、単純計算で3倍かかりましたけどね。